ブラックジャックは、カジノゲームの王道中の王道で世界中にファンがいるテーブルゲームです。
ブラックジャックは、同じトランプを使うバカラとは異なり、プレイヤーの立ち回りや賭け方で勝率が大きく変わるゲームです。
この記事では、ブラックジャックの基本的な賭け方から、チップの正しい置き方、サイドベットの利用方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。
- ブラックジャックの基本ルールと賭け方
- チップの正しい置き方
- サイドベットの種類と特徴
- おすすめの賭け方
ブラックジャックの賭け方
ブラックジャックでは、賭け方が勝利の鍵を握るといっても過言ではありません。
まずは、最も基本的なチップの置き方から見ていきましょう。
1.チップをメインベットエリアに置く
テーブルに着席すると目の前にベットエリアと呼ばれるチップを置くためのエリアがテーブル上にあります。
中央がメインベットエリア両端がサイドベットエリアです。
メインベットは、ゲームに参加するためには必ず賭けなくてはいけません。
サイドベットに関しては、賭けなくてもOKです。
サイドベットに賭けることは、期待値が低いと敬遠する人も多いですね。
2.サイドベットを賭ける場合にはサイドベットエリアにチップを置く
サイドベットとはブラックジャックのラウンドで行うボーナスベットであり、プレイヤーの勝ちまたはディーラーの勝ち以外の結果に賭けるものです。
例えば、「パーフェクトペア」や「21+3」などがあり、通常のゲームの勝敗とは関係なく配当を獲得することができます。
先ほど説明した通り、サイドベットを行う場合、指定されたサイドベットエリアにチップを置きましょう。
大体の場合は、メインベットの両端にサイドベットのチップを置きます。
3.ダブルダウンやスプリットを行う場合にはメインベットと同額のチップを置く
ダブルダウンは、プレイヤーが最初に配られた2枚のカードから、あと1枚だけ引くことを条件に、賭け金を最大2倍にまで増やせるルールです。
ただしヒットは1回しかできないという制約があります。
スプリットは、プレイヤーが同じ数字のカードを2枚受け取った場合に利用でき、これらのカードを分けて2つの別々の手としてプレイすることができます。
同じ数字と書きましたが、10とJなど数える時の数字の大きさが同じであればスプリットは可能です。
スプリットも、元のベットと同額を新たに賭ける必要があります。
ブラックジャックのサイドベットの種類
サイドベットは、期待値が低いと敬遠されることも多いですが、大きな配当を獲得できる可能性を秘めているので、ワクワクしてゲームを楽しみたいギャンブラーにはおすすめです。
ブラックジャックは、メインベットだけでは、賭け額の2~2.5倍の配当しか発生しません。
一撃で大きな配当を狙いたい人にはサイドベットはおすすめです。
ここからは、代表的なサイドベットである「パーフェクトペア」と「21+3」について簡単に解説します。
パーフェクトペア
「パーフェクトペア」は、プレイヤーが最初に配られた2枚のカードがペアであるかについて賭けるサイドベットです。
同じ数字または絵柄であれば配当は発生しますが、ペアの種類によって配当が異なります。
例えば、色と絵柄が完全に一致する「パーフェクトペア」、絵柄が異なるが数字と色が同じ「カラーペア」、そして色も絵柄も異なるが数字だけが同じ「ミックスドペア」があります。
ペアの完全性が高いほど、配当も大きくなります。
21+3
「21+3」は、プレイヤーの最初の2枚のカードとディーラーに配られるアップカード1枚を合わせ、ポーカーの役を完成させるサイドベットです。
自分の2枚のカードとディーラーのアップカードの合計3枚でストレート、フラッシュ、ストレートフラッシュ、スリーカードなどの役を完成させることができたら配当が発生します。
達成できれば、高い配当が得られます。
完成する確率が低い役であるほど、配当も高く、一撃で高額配当が狙えるのが魅力的です。
パーフェクトペアと比べると役が揃う確率は低いため、リターンも大きいです。
ハイリスクハイリターンなので、毎ゲーム賭けるのはおすすめできないサイドベットですね。
ブラックジャックで使えるおすすめの賭け方
ブラックジャックは運だけでなく、賭け方や戦略も大切なカジノゲームです。
適切な賭け方や戦略で立ち回ることで勝率を上げることが可能です。
ここからは、ブラックジャックで使えるおすすめの賭け方を5つ紹介します。
1.マーチンゲール法
初心者でも簡単に実践できるおすすめの賭け方はマーチンゲール法です。
カジノだけでなく様々なギャンブルに用いられる、歴史あるギャンブル戦略です。
マーチンゲール法は基本的に1/2の確率のギャンブルに使用します。
マーチンゲール法のルールは1つだけで、「負けたら次のゲームで倍額を賭ける」ということです。
例えば、100ドルブラックジャックに賭けて負けてしまったら次のゲームで20ドル賭けます。
最初に負けた10ドルと今回賭けた20ドルで合計30ドルです。
20ドルの勝負に勝利したら、配当は40ドル以上となるため、今までの負け分を捲ることができるという戦略です。
理論上、マーチンゲール法は、負けることがない戦略だと言われています。
ただ、カジノによっては、1ゲームに賭けられる金額の上限が決まっているので、マーチンゲール法を実践する前に必ずテーブルの上限額を確認するようにしましょう。
2. パーレー法
パーレー法は、勝利したらベット額を2倍に増やしていく戦略です。
勝ったら倍にしていくだけなので、初心者の方にはおすすめです。
この戦略では、勝ち続ける限り賭け金が増加し続け、連勝が途切れた時点で元の賭け金に戻します。
例えば、10ドルから始めて勝った場合、次は20ドル、さらに勝てば40ドルと賭けていくスタイルです。
大きな利益を得る可能性がありますが、連敗のリスクも高くなります。
3. グッドマン法
グッドマン法は1⇒2⇒3⇒5の順に賭け金を変える必勝法です。賭け金を極端に増やすことなく堅実に攻め、少しずつ利益を増やす方法です。
低リスクな戦略なので、コツコツ着実に稼いでいきたい人におすすめです。
グッドマン法の使い方は非常に簡単で、勝った場合に『1⇒2⇒3⇒5』の順にベット額を変えるだけで誰でも使用できます。
数字の順番から1235法とも呼ばれており、勝率約1/2、配当2倍のゲームなどで使用可能です。
この戦略を通じて、各ハンドの賭け方を最適化することができます。
4. ダランベール法
ダランベール法は、負けた後に賭け金を一定額増やし、勝った後に減らす方法です。
これはマーチンゲール法よりも穏やかな増減で、長期戦の場合に利用する戦略です。
例えば、賭け金を1単位増やし、勝った場合は1単位減らします。
この戦略は、ベット額の増減が緩やかであるが、1度ベット額が上がってしまうと下げるのが難しいという特徴があります。
ブラックジャックはベーシックストラテジーに従って賭けるのが大切
ベーシックストラテジーとは、もっているハンドとディーラーのアップカードの三枚のカードを鑑みて、最も期待値の高いアクションを取ることのことを指します。
定石のようなもので、ブラックジャックの教科書とも言われています。
ベーシックストラテジーをみれば、ヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリットのどれを選べばいいかが簡単に分かります。
まずはベーシックストラテジー通りにプレイできることが、ブラックジャックを制するために不可欠な前提条件といえます。
ベーシックストラテジーは、覚える必要はなく、表があるのでブラックジャックをプレイする際にはベーシックストラテジーチャートと呼ばれる表を参照するようにしましょう。
ブラックジャックの賭け方 解説 まとめ
ブラックジャックは、戦略的な思考と適切な賭け方が勝利の鍵を握るゲームです。
この記事では、ブラックジャックのサイドベットや賭け方について解説してきました。
本記事で解説した内容をまとめたので、おさらいしましょう。
- メインベットをするときは中央のベッティングエリアにチップを置く
- ダウルダウンまたはスプリットを行う場合にはメインベットと同額のチップを置く
- ブラックジャックのサイドベットは「パーフェクトペア」と「21+3」
- マーチンゲール法のおすすめの賭け方は「マーチンゲール法」や「グッドマン法」
ブラックジャックの賭け方に関するよくある質問
ブラックジャックは多くのカジノで人気のあるゲームですが、その賭け方についてはさまざまな疑問が寄せられます。ここでは、特に問い合わせられる質問に答えていきます。