ブラックジャックは、カジノゲームのテーブルゲームの中でも人気が高く、プレイヤーの腕次第で勝率が大きく変わるという特徴を持っています。
どんなに良いカードが来ても誤ったアクションを行なってしまい負けてしまうということもあるゲームです。
本記事では、ブラックジャック初心者の方に向けて、ブラックジャックで勝率を上げるためのコツやポイントを紹介しています。
- ブラックジャックで勝率を上げるためのコツ
- ブラックジャックで勝率を上げるのにおすすめの賭け方
- 勝つために必要なおおよその軍資金について
- ベーシックストラテジーの基本的な考え方
などを解説していきます。
初心者の方も本記事を読めば、最低限の知識をつけることができるので、ぜひ最後までお付き合いください。
ブラックジャックで勝つためのコツ
ブラックジャック超初心者の方は、まず基本的なポイントを抑えることが勝利への近道です!
ここからは、ブラックジャックプレイヤーならみんな意識しているような基本的なポイントやコツを紹介していきます。
1. 基本ルールを理解する
ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーがそれぞれカードを引き、手札の合計が21に近い方が勝ちとなるゲームです。
合計が21を超えると「バースト」となり、その時点で負けが確定します。
これだけ聞くと単純だと思いますが、「バーストしたら負け」という点がミソです。
自分の手札があまり良くなくてもディーラーがバーストさえしてくれれば勝利になるというのがかなり大事なポイントです。
まずはこの基本ルールをしっかり理解することが勝利への第一歩です。
2. ベーシックストラテジーを活用する
ブラックジャックには「ベーシックストラテジー」という基本戦略があります。
ベーシックストラテジーは、ディーラーのアップカード(表向きのカード)と自分の手札に基づいて最適なアクションを決定するためのガイドラインです。
例えば、ディーラーのアップカードが6の場合、自分の手札が12以上であればスタンド(カードを引かない)するなど、状況に応じた最適なアクションを取ることで勝率を上げることができます。
ブラックジャックで生活しているというプロプレイヤーは、必ずこのベーシックストラテジーに従って立ち回っています。
ベーシックストラテジーに従う = その状況で最も期待値が高い判断
ということなので、ブラックジャック初心者の方は、ベーシックストラテジーを必ず押さえておくようにしましょう。
3. 賭け金の管理
ブラックジャックで長期的に勝つためには、賭け金の管理が非常に重要です。
無理な賭けをせず、自己資金に見合った賭け金を設定しましょう。
基本的な考え方として、1回の賭け金は全体の軍資金の1-2%に抑えると良いとされています。
例えば、総軍資金が1000ドルであれば、1回の賭け金は10ドルから20ドルに設定するようにしましょう。
もちろん、期待値が高い状況であった場合には、設定した金額以上に賭けるのも問題ありません。
基本的には、最初に決めた賭け額に従って立ち回ることで、論理的かつ理性を保った判断ができます。
4. カードカウンティング
カードカウンティングは、出たカードを記憶し、デッキ内の残りカードを推測する技術です。
カードカウンティングにより、プレイヤーに有利な状況で大きく賭けることができます。
習得には、かなりの労力が必要な技術ですが、マスターすれば常にカジノよりも有利な立場に立つことができます。
最近では、カウンティング用のアプリやツールなども存在するので、そういったものを駆使して立ち回るのもおすすめです。
ただ、カジノ側もカードカウンティングには厳しい対応をしているため、実践する際は注意が必要です。
オンカジで実践する場合には、あまり問題はないですが、ランドカジノでカウンティングがバレると出禁になってしまう場合もあるので要注意です。
また、オンラインカジノであっても利用規約にカウンティングが禁止と書かれている場合があるので、実践する前には必ず利用規約に目を通すようにしましょう。
5. ディーラーのルールを理解する
ブラックジャックでは、ディーラーは必ずルールに従ってアクションを行います。
どういうことかというと、ディーラーは、手札の合計が17以上になるまでカードを引き続け、17以上になったらスタンドするというルールに必ず従うようになっています。
ブラックジャックでは、自分の手札よりもディーラーの手札が大切と言われることもあるほど、ディーラーのアップカードは大事になってきます。
例えば、ディーラーのアップカードが6というのは、プレイヤーにとって大チャンスです。
ブラックジャックでは、10・J・Q・Kを全て10として数え、この4種類のカードをテンカードと呼びます。
そして、テンカードはブラックジャックで最も出る確率が高いカードです。
そのためディーラーのアップカードが6の場合、伏せられているカードがテンカードである確率が最も高く、合計の手札は16になる可能性が高いです。
ディーラーの手札の合計が16の場合、ルールに従い、もう一枚引く必要があるため、バーストする確率が一気に高くなります。
このように、ディーラーのアップカードに注目することがブラックジャックでの勝率アップのコツになってきます。
ブラックジャックで勝率を上げるための賭け方
ここからは、ブラックジャックで勝率を上げるためのおすすめの賭け方を紹介していきます。
1. フラットベッティング
フラットベッティングとは、毎回同じ額を賭ける方法です。
この賭け方は、資金管理がしやすく、長時間粘りながら立ち回ることができます。
大勝ちや大負けはしないため、荒くなく安定した賭け方です。
この賭け方で勝率を上げるコツは、連敗したからといってルールを破らないことです。
フラットベッティングで立ち回ると一度決めたら、ルールに従うようにしましょう。
2. マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けた場合に次の賭け金を倍にする賭け方です。
例えば、10ドルを賭けて負けた場合、次のゲームでは20ドルを賭けます。
マーチンゲール法は、最終的に勝ったときにそれまでの負けをすべて取り戻せるため、リスクが高い賭け方ですが、短期決戦で収支をプラスにしたい場合にはかなり有効です。
注意点としては、ブラックジャックテーブルには、賭け額の上限が設けられている可能性があるということです。
連敗してしまい、大きな額を賭けなくてはいけない状況でテーブルのベット額上限に達してしまうと、賭けることができず、最終的に負けてしまう可能性が出てきます。
マーチンゲール法を駆使して勝つためのコツは、賭け額の上限が高いテーブルもしくは、上限なしのテーブルで立ち回ることです。
上限がないテーブルは、滅多にないため可能な限りベット額上限が高いテーブルを選ぶことをおすすめします。
3. パーレー法
パーレー法は、勝った場合に賭け金を倍にする賭け方です。
例えば、10ドルを賭けて勝った場合、次のゲームは20ドルを賭けます。
先ほどのマーチンゲール法と反対の賭け方のため、逆マーチンゲール法と呼ばれることもあります。
パーレー法は、連勝することで大きくプラス収支にすることができ、負けた場合の損失は最小限に抑えることができます。
パーレー法は、軍資金が少ないプレイヤーにはおすすめの賭け方ですね。
4. 1-3-2-6法
1-3-2-6法は、4つのステップで賭け金を変動させる賭け方です。
この賭け方は、少し複雑ですが、実践していく内に慣れていくと思うので、初心者でも試せる戦略だと思います。
まず、この賭け方を行う際には、ユニットと呼ばれる単位の金額を決めましょう。
1ユニット = 1ドルなど、お好みの金額で問題ありません。
最初に1ユニットを賭け、勝ったら次のゲームには3ユニットを賭けます。
さらに勝った場合は2ユニット、運よくさらに勝った場合は6ユニットを賭けます。
負けてしまったら最初からやり直しです。
この1-3-2-6法は、連勝した場合にかなり大きくプラス収支にすることができ、負けた場合でも最小限の損失に抑えられるのでおすすめです。
ブラックジャックで安定して勝つための大体の軍資金
ブラックジャックで安定して勝つためには、ある程度の軍資金が必要になります。
一般的には、1ゲームの平均ベット額の20-40倍の賭け金を準備することが推奨されています。
例えば、1回の賭け金が10ドルの場合、200ドルから400ドルの軍資金が必要です。
ギャンブルであるため、期待値を意識して立ち回っても連敗することはあります。
連敗して、軍資金が尽きてしまって退陣するというのが良くあるパターンです。
ブラックジャックで少しでも勝率を上げるコツとしては、十分な軍資金を準備してから勝負に臨むということですね。
オンラインカジノでは1ドルから賭けられるブラックジャックもあるので、その場合には20-40ドルほどの軍資金で立ち回ることもできます。
もちろん大きく勝つことは難しいですが、少額のプラスにすることは十分に可能です。
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
冒頭でも説明しましたが、ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、統計的な分析に基づいて最適なアクションを決定するための戦略です。
ここからは、ベーシックストラテジーのルールを紹介していきます。
1. ハードハンド(エースを含まない手札)
最初の2枚のカードにエースが含まれていない場合、ハードハンドに分類されます。
ハードハンドでのベーシックストラテジーの立ち回りは以下の通り。
- 自分のハンドが8以下の場合→ヒット
- 自分のハンドが9で、ディーラーのアップカードが3-6の場合→ダブルダウン
- 自分のハンドが10で、ディーラーのアップカードが2-9の場合→ダブルダウン
- 自分のハンドが11で、ディーラーのアップカードが2-10の場合→ダブルダウン
- 自分のハンドが12で、ディーラーのアップカードが4-6の場合→スタンド
- 自分のハンドが13-16で、ディーラーのアップカードが2-6の場合→スタンド
- 自分のハンドが17以上の場合→スタンド
2. ソフトハンド(エースを含む手札)
ソフトハンドは、反対に最初の2枚のカードにエースが含まれていた場合の手札を指します。
- 自分のハンドがソフト13-18で、ディーラーのアップカードが5-6の場合→ダブルダウン
- 自分のハンドがソフト19以上の場合→スタンド
- 上記の2パターン以外→ヒット
3. ペアハンドの場合
ブラックジャックでは、ペアと呼ばれる最初に配られた数字がペアの場合があります。
ペアの場合は、スプリットという2つの手札に分割する特殊なアクションが選択できます。
- 8のペアとエースのペアは常にスプリット(分割してそれぞれに賭ける)
- 2のペア、3のペア、7のペアで、ディーラーのアップカードが2-7の場合→スプリット
- 6のペアで、ディーラーのアップカードが2-6の場合→スプリット
4. ディーラーのアップカードに対する戦略
ディーラーのアップカードが強い(7以上)場合、自分のハンドが17以下ならヒットするのが基本です。
ディーラーのアップカードが弱い(2-6)場合、自分のハンドが12以上であればスタンドするのが基本です。
極端な話、超初心者の方は、上記の2つを覚えておくだけでもブラックジャックの勝率を格段に上げることができるので、覚えておきましょう、
ブラックジャックの勝率アップのコツ解説 まとめ
ブラックジャックで勝つためには、基本ルールの理解、ベーシックストラテジーの活用、賭け金の管理、そしてカードカウンティングなどの技術が重要です。
- ブラックジャックで勝率を上げるためにはルールをしっかりと理解することが最大のコツ
- ベーシックストラテジーは初心者でも簡単に覚えられるので抑えておくのがおすすめ
- カードカウンティングは、ツールやアプリを活用して実践するのがおすすめ
- ブラックジャックで使える賭け方は、たくさんあるが自分にあったものを選択するのが大切
- 超初心者はディーラーのアップカードに注目するというだけで、ブラックジャックの勝率を格段に上げられる
また、ディーラーのルールを理解し、最適なアクションを取ることで、勝率を大きく向上させることができます。
しっかりとした戦略と適切な軍資金の管理で、ブラックジャックを楽しみながら勝利を目指しましょう。