ブラックジャックはルールがシンプルで、初心者でも始めやすいゲームです。
しかし、実際に始めてみると、聞いたことのない用語の多さに戸惑う人が少なくありません。
基本的なルールはわかるけど、用語がわからなくて困っている方、用語の意味を理解してプレイをしたい方には必見の記事になっています。
この記事を読めばブラックジャックの用語についての理解が深まり、初心者の方がまず押さえておくべき用語について知ることができます。
- ブラックジャックの用語と概要
- 初心者が覚えておくべき2つの用語
- ブラッぅジャック用語に関するよくある質問
などについて、初心者の方にもわかりやすく説明していきます。
ブラックジャック用語一覧(五十音順)
早速ですが、ブラックジャックの用語と意味をセットで紹介していきたいと思います。
順番については、この記事では五十音順で紹介していきたいと思います。
ブラックジャックには、沢山の用語がありますが、その中でも重要な単語をピックアップしているので、しっかり覚えていきましょう。
アクション(Action)
プレイヤーが配られたカードに対して行う行為のことをアクションといいます。
カードの追加、追加の終了、降参だけでなく、様々なアクションがあります。
インシュランス(insurance)
「保険」という意味のこの用語は、ディーラーのアップカードがAのとき、ブラックジャックである可能性に賭けるアクションになります。
最初の賭け額の半分を追加で払うことで選択でき、ディーラーのブラックジャックが成立するとインシュランス分の3倍が返ってきます。文字通り保険をかけるアクションです。
イーブンマネー(Even Money)
最初に配られたカードでナチュラルブラックジャック(最初に配られる2枚で合計が21になること)になり、勝ったと思いきやディーラーのアップカードもAであるとき、引き分けになる可能性が出てきます。
そんなときにイーブンマネーを選択することで、必ず勝ちとすることができます。しかし、配当は2倍(本来は2.5倍)になってしまいます。勝ち額が減る代わりに、必ず勝つことができるアクションです。
カウンティング(Counting)
「数えること」という意味の通り、場に出たカードを記憶することで、残っているカードを予測することをカウンティングと言います。
当然ですが、どのカードが出やすいか(または出にくいか)を予測することができるので、勝率を上げることができます。その効果の大きさから、禁止していることが多いので気を付けましょう。
サイドベット(Side Bet)
ディーラーとプレイヤーの勝ち負け以外の要素に賭けることをサイドベットと言います。
様々な賭け方と、それに応じた配当を得ることができます。
この後出てきますが、パーフェクトペア、21+3、ホット3など様々なサイドベットがあります。当たりにくい分、配当が高いハイリスクハイリターンな賭け方になっています。
サレンダー(Surrender)
負けを確定させることをサレンダーと言います。サレンダーすることで、最初の掛け金の一部(半分のところが多い)が返ってきます。
どんなハンドであってもできるアクションですが、カジノによってはサレンダーを認めていないところもあります。
シュー(Shoe)
多くのトランプゲームで用いる、カードを入れる箱形の入れ物のことをシューと言います。
カードを管理しやすいだけでなく、カウンティングなど不正を防ぐためにも使われています。多くのブラックジャックでは、6-8デッキで行われています。
スタンド(Stand)
プレイヤーのターンの時のアクションの1つで、これ以上カードを引かないことをスタンドと言います。
もちろん、18以上などの良い手の時にスタンドをすることが定石です。
スプリット(Split)
同じ数字のカードが2枚配られたときにのみできるアクションです。
最初の賭け額と同額を追加することで、2枚のカードを2つに分けてハンドを2つにすることができます。
スプリット後に再びペアができた場合、再度スプリットすることを「リスプリット」と言いますが、できないテーブルもあります。
ダブルダウン(Double Down)
ヒットと似ていて、カードを引くアクションですが注意が必要です。
カードを追加でもう1枚しか引かないことを条件に、賭け金を倍にすることをダブルダウンと言います。
有利な状況のときに、勝負に出るためのアクションです。
21 + 3(トゥエンティーワンプラススリー)
サイドベットの1つで、プレイヤーに最初に配られるカードと、ディーラーのアップカードの3枚の組み合わせが対象になる賭け方です。
ポーカーのように、フラッシュ、ストレート、ストレートフラッシュ、スーテッドトリップスなどの役があります。もちろん役によって配当は異なります。
パーフェクトペア(Perfect Pair)
サイドベットの1つで、プレイヤーに最初に配られるカードがペアになるかどうかが対象になる賭け方です。
スートも数字も同じパーフェクトペア、スートは違うがカラー(赤黒)と数字が同じカラーペア、スートもカラーも違うが数字が同じミックスペアがあります。
バースト(Burst)
カードの合計が21を超えて22以上になることをバーストと言います。
プレイヤーはバーストした時点で負けが確定します。
ディーラーのハンドに関係なく負けとなるので気を付けましょう。ディーラーのバーストにかけるという変わったサイドベットもあります。
ヒット(Hit)
プレイヤーのターンの時のアクションの1つで、カードを追加でもう1枚引くことをヒットと言います。
自分の点数が21点を超えてバーストするまでは何度でもヒットすることができます。
プッシュ(Push)
プレイヤーとディーラーの合計が同じになった場合、プッシュと言って引き分けになります。
引き分けの場合、掛け金はすべて返ってきます。
「合計が同じ」というのは21以下の場合の話で、プレイヤーがバーストした場合、ディーラーはアクションをせずにプレイヤーの負けになるので気を付けましょう。
ベーシックストラテジー(Basic Strategy)
ブラックジャックをやる上で、確実に押さえておくべき攻略法の1つがベーシックストラテジーです。
プレイヤーとディーラーのハンドを見て、最も期待値が高くなるアクションの最適手順のことをベーシックストラテジーと言います。
手札にAが含まれているか、同じ数字であるか、それ以外の3つの表に分かれています。
ベット(Bet)
チップを賭けることをベットと言います。
最低ベット額はテーブルによって異なりますが、他のテーブルゲームに比べるとブラックジャックは高め(10ドル程度)に設定されていることが多いです。
オンラインカジノの場合、0.1ドル程度でプレイできるところもあります。
ブラックジャック初心者は「ヒット」と「スタンド」だけ覚えておこう!
たくさんの用語を紹介しましたが、初心者のうちはすべての用語と意味を理解する必要はありません。
ただし、「ヒット」と「スタンド」という2つの用語だけは必ず覚えておきましょう。
カードを追加で引く、これ以上カードを引かないというアクションがブラックジャックの基本だからです。
筆者自身の経験も含めますが、初心者が陥りがちなミスとして多いのは、覚えたてのサイドベットやスプリット、ダブルダウンなどを安易に使って負けてしまうことです。
これらのアクションは、先程紹介したベーシックストラテジーを踏まえながら、ハンドの状況に応じて使うものであり、ハイリスクハイリターンな賭け方になっています。
ブラックジャックは、ヒットとスタンドだけでも十分に戦うことができます。
基本的な押し引きを覚えた上で、それ以外のアクションの使いどころを見定めていきましょう。
ブラックジャック用語 解説 まとめ
今回の記事では、ブラックジャックにおける用語を特に初心者の方向けにまとめて紹介してきました。
様々な用語と意味がありますが、少しでも理解を深めてもらえたのではあれば幸いです。
大事なポイントをまとめておきます。
- ブラックジャックには様々な用語がある
- カードの合計の勝敗以外に賭ける賭け方もたくさんある
- 初心者のうちは「ヒット」と「スタンド」のみで戦える
ブラックジャック用語に関するよくある質問
最後に、ブラックジャックの用語に関するよくある質問をいくつかまとめてみました。