何度か競馬をやってみて、単勝や馬連など簡単な馬券の買い方ができるようになったら、次は少しだけレベルアップしてフォーメーションに挑戦してみましょう。
この記事では
- 競馬のフォーメーションについて
- フォーメーションの買い方
- 初心者におすすめのフォーメーションの買い方
- フォーメーションがおすすめのレース
- フォーメーションの押さえ馬券
などについてわかりやすく解説しております。
マークシートの書き方や予想印の配置方法など実践的な説明も行っておりますので、記事を読んだらすぐに挑戦できるようになっています。
高配当が期待できる馬券の買い方でどんどん競馬で稼ぎましょう。
競馬のフォーメーションとは
競馬のフォーメーションは、レースで1着、2着、3着に入る馬番をそれぞれの着順に配置して、馬券を購入する方法です。
点数は馬券の種類によって違い、馬単は最低2点から、3連複、3連単は最低3点からです。
馬連や枠連、ワイド馬券は着順に関わらず、購入した馬番が3着までに入れば当たりですが、フォーメーションは着順まで当てる必要があります。
フォーメーションの買い方
基本的な馬券の買い方について説明しましょう。
買い方で大事になるのは、予想印と着順の関係です。
予想印は「◎」「〇」「▲」「△」「×」などがあります。
フォーメーションの買い方で1着に置く印は「◎」です。
2着には「〇」と「▲」を配置するのが一般的です。
そして3着の馬は、1~2着に入る可能性が少ない人気薄の馬を選んで配置します。予想印「△」や「×」がついている穴馬候補です。
マークシートの書き方
実際に馬券を購入する際の書き方について説明します。
馬券はマークシートなので、該当箇所をマークするだけでOKです。
マークシートカード(勝馬投票券)は複数あるので注意してください。
フォーメーションで馬券を買うときは、赤色のマークシートカードを使います。
- G1などで前日に馬券を発売しているとき、レース当日の購入ではない場合は前日発売の欄をマークする。
- レースが行われる競馬場とレース番号をマークする。(G1や重賞が開催されるメインレースは基本的に11レースです)
- 1着になると予想した「◎」の馬番をマークする。
- 2着になると予想した「〇」「▲」の馬番をマークする。候補が2頭以上いる場合は全ての馬番にマークします。組合せが違うならば、1着で選んだ馬番と同じものをマークしても大丈夫です。
- 購入する馬番全てに漏れがなくマークしてあるのを確認したら、金額の記入を行う。
1点あたりの金額なので、1点100円ずつ購入したいときは、数字の1と百円の両方にマークをします。 - 記入に間違いがあって取消したい場合は、一番右にある「取消」の欄をマークする。
数字は「1.2.3.4.5.10」の6つしかありませんので、この数字以外の金額を購入したいときは、数字の組合せで金額を指定します。
例えば、700円ずつ購入したいときは、数字の「2」と「5」そして「百円」にマーク。
6,000円ずつ購入したいときは「1」と「5」と「千円」の欄をマークします。
初心者におすすめのフォーメーションの買い方
初めてフォーメーションを購入する方におすすめの買い方を3つ紹介します。
①馬単フォーメーション
1着と2着の馬番を選ぶだけなので、フォーメーションの中では最も簡単な買い方です。
1着になると予想した馬と2着になると予想した馬をマークするだけです。
馬単の例
予想印◎が馬番6番の馬、〇が7番の馬、▲が8番の馬の場合
- 1着:⑥
- 2着:⑦⑧
この場合の購入馬券は、
- 6→7
- 6→8
の2点です。
◎と〇の力が僅差で、どっちが勝つかわからない場合は
- 1着:⑥⑦
- 2着:⑥⑦⑧
購入馬券は、
- 6→7
- 6→8
- 7→6
- 7→8
と買い目は4点に増えますが、①と②のどちらが1着になっても当たりです。
②3連複フォーメーション
フォーメーションの中で唯一着順が関係ないのが3連複のフォーメーションです。
3連複の場合は3着までに入ると予想した馬を1頭ずつ選びます。
着順は関係ないので、1頭目には3着までに入ると予想した馬を入れます。3連複の場合は
◎〇▲の印をつけた3頭を入れるのがおすすめです。
2頭目にも同じように◎〇▲の馬番にマークをいれます。最後の3頭目に△や×の印がついている穴馬候補を加えた馬番をマークします。
3連複の例
予想印◎が馬番6番の馬、〇が7番の馬、▲が8番、△9番の場合
- 1頭目:⑥⑦⑧
- 2頭目:⑥⑦⑧
- 3頭目:⑥⑦⑧⑨
この場合の買い目は、
- 6-7-8
- 6-7-9
- 6-8-9
の3点です。
③3連単フォーメーション
フォーメーションの醍醐味は、高配当が期待できることです。そして1番高配当が期待できるのが3連単フォーメーションです。
3連単は馬単と同様、着順まで当てなければなりません。3着までの着順を予想するので、当然難易度は高くなりますが、その分高配当は魅力的です。
3連単の例
予想印◎が馬番5番の馬、〇が6番の馬、▲が7番、△8番、9番の場合
- 1着:⑤
- 2着:⑥⑦
- 3着:⑧⑨
1着に予想印◎の5番、
2着に〇と▲の6番、7番、
3着には△の8番、9番の馬番をマークします。
購入馬券は、
- 5→6→7
- 5→6→8
- 5→7→8
- 5→7→9
の4点です。
◎と〇の力の差が僅差でどちらが勝つか判断しかねるときは、3連複のように1着に◎、〇の2頭を入れてマークすることもできます。
競馬のフォーメーションを買うのがおすすめのレース
フォーメーションは馬連や枠連よりも高配当が狙えますが、買い目馬券の点数が多くなることがデメリットです。
ここでは、少ない点数で高配当を狙えるフォーメーション向きのレースを2つ挙げておきましょう。
上位人気馬の力がズバ抜けているレース
「人気=強さ」とは一概には言えませんが、単勝1倍台、2倍台前半の人気馬は他のメンバーと力の違いが明らかであることが多いです。
例えば昨年のジャパンカップのイクイノックスとリバティアイランドは、明らかに力が違っていてこの2頭は軸を外さないと予想されていました。
このように2頭の力が抜けているようなレースは、3連複のフォーメーションや、3連単のフォーメーションで簡単に当てることができます。
少頭数のレース
18頭立てフルゲートよりも、10頭立て未満のレースの方が点数を絞りやすくなるのは当然です。
配当は少し低くなりますが、少ない点数での勝負なのでリスクも押さえて勝負できます。
最近では長距離レースの出走馬は少ない傾向にあり、G1の天皇賞春やG2のステイヤーズステークスなどは、少ない点数で当てやすいレースと言えるでしょう。
フォーメーションと相性のいい押さえ馬券!
押さえ馬券というのは、本命の組合せが外れた場合に最低でも元が取れるように購入する馬券の買い方です。
フォーメーションは、3連複を除いて着順まで当てる必要がありますから、せっかく3着以内に入った馬を予想していたのに、結果的には馬券は外れてしまったなんてことも少なくありません。
それを防ぐために押さえ馬券を用意します。フォーメーションと相性のいい押さえ馬券は馬連とワイド馬券。
押さえ方としては、馬単で選んだ2頭を馬連でも買って押さえておく、3連単で1着にした◎の本命馬から〇▲△の馬をそれぞれ馬連やワイドで購入するという買い方があります。
3連単の場合は、3連複のフォーメーションを同時に購入するのも有効な方法です。
競馬のフォーメーション解説 まとめ
今回は競馬のフォーメーションについて解説しました。
本記事のポイントをまとめたのでおさらいしてください。
- 1着から3着までの着順も当てなければならない
- 1着には◎2着には〇・▲、3着には△や×の馬を入れるのが基本
- 的中率は低いが、高配当が期待できる
- 少頭数のレースや2強の一騎打ちのレースにぴったりの馬券
- 押さえるときは馬連やワイド馬券を活用する
マークシートの書き方は図解で解説したので、流れに沿って最後の金額まで記入すればOKです。
100万円以上の高額配当が出るのは3連単の馬券です。フォーメーションの組合せで夢のような高額馬券を狙うこともできるので、競馬に慣れてきたら是非チャレンジしてみてください。
競馬のフォーメーションに関するよくある質問
競馬のフォーメーションに関してよくある質問について回答します。