パチンコの継続率とは一般的に『確変時の大当たりする確率』つまり、次回も確変が継続する確率のことを指します。
パチンコの情報を調べると、必ず継続率に関する説明が記載されていますが、改めて聞かれると詳しく知らない、なんて方も多いのではないでしょうか。
本日はパチンコの継続率をテーマに
- パチンコの継続率について徹底解説
- 継続率の計算方法
- パチンコの高継続ランキング
- 継続率に関するQ&A
をご紹介します。
今すでにパチンコを打っている方はもちろん、これからパチンコを楽しみたいと考えている方も是非参考にしてみてくださいね!
パチンコの継続率とは
冒頭でも説明した通り、パチンコの継続率とは、確変時の大当たりの確率のことです。
現行で稼働しているS T機と一種二種タイプ、それぞれの計算方法を見ていきましょう。
継続率の計算方法
S T機における継続率の計算方法は、100% – (ST回転数全てハズレた場合の確率)で求めることができます。
100%は1と示すため、当たり確率 + ハズレ確率 = 1となり
結果、ハズレ確率 = 1 – 当たり確率となります。
例えば、現在人気のパチンコ機種である、『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』を例としましょう。
エヴァンゲリオンのS T継続率は81%とされていますが、この計算式として、まず台のスペックを知る必要があります。
エヴァンゲリオンの確変時(電チュー)の大当たり確率が1/99.4でS T時の回転数は163回転ですので、大当たりを引く確率は100%から163回連続でハズレを引く確率を引いた数値となります。
98.4/99.4(ハズレ確率) × 163 =約0.19となるため、19%は163回連続でハズレを引き、81%は163回の内どこかで当たりを引く確率となり、継続率として求めることができます。
一方、ユニコーンなどの一種二種混合機においては、
大当たり確率と転落小当たり確率から継続率を割り出すことができます。
一種二種混合機は、大当たり確率 + 転落小当たり確率=当たりの合算確率となり、当たりの合算確率からそれぞれの当たりの比率によって継続確率が決まります。
例えば、ユニコーンの場合ですと、1/41と1/153を毎回転同時に抽選しているという事なので、
1/41(大当たり確率)+1/153(転落小当たり確率)=約1/31.5
つまり1/31.5で大当たりか転落のどちらかに当選するということになります。 その上で、
1/31.5に当選したときの比率は「転落4:大当たり15」ですから大当たりの方を引く確率は15/19になり約79%になります。
次に21%の転落を引いた場合、残保留4回で1/41を引ける確率が約9.5%ですからユニコーンのトータルでの継続率は、
79%+(21%×9.5%)≒81% と割り出すことができます。
パチンコ歴代高継続率ランキング
現在ホールで導入されているパチンコの中で継続率が高い台をいくつかご紹介します!
一度の出玉よりも、継続率を重視したい!(長くパチンコを楽しみたい)人向けの台となります。
1位 シンデレラブレイド 継続率97%
シンデレラブレイドは2022年の9月に導入されたライトミドルで、パチスロのシンデレラブレイドにも仕様が似ていることからも人気がある台です。
通常時は、敵の攻撃を交わしつつ36回転を消化することで、おしおきチャレンジへ突入し、その後40%の確率でおしりペンペンタイムBONUS(大当たり)へと突入します。
おしりペンペンタイム中は継続するほど、出玉が増加するシステムとなっており、一撃の出玉が読めない面白さがあります。
さらに、おしりペンペンタイム終了後に始まるバトルモードにおいても勝利期待度が65%と高く、勝利すると再びおしりペンペンタイムへ突入します。
シンデレラブレイドは、お尻ペンペンタイムの継続率が91%となっており、その後のバトルモードの継続率65%と合わせると継続率は、97%という数値を誇っています。
2位 P真バジリスク~甲賀忍法帖~ 継続率96%
根強い人気を誇っているバジリスクシリーズですが、本機の最大の魅力は、96%という継続率にあります。
バジリスクの確変は、新セブンラッシュと呼ばれ『真バジリスクタイム』と『真争忍バトル』の2つから構成されています。
真バジリスクタイムでは5回転の時短の中で高確率に当たりを繰り返すシステムとなっており、継続率は87%となっています。
5回転の時短終了後は、真争忍バトルに突入します。
真争忍バトルでは、いわゆる保留連扱いとなり3回転の保留で、伊賀衆を9人殲滅できれば、成功(真バジリスクタイムへ引き戻し)となります。
真争忍バトルの継続率は、約71%となっているため、真バジリスクタイムの87%の継続率と合わせると96%の継続率となります。
ライトミドル機ということもあり、気軽に楽しめるというのも本機バジリスクのポイントです。
3位 P世界でいちばん強くなりたい! 継続率95%
可愛らしいデザインで人気の高い本機ですが、ラッシュの継続率が最大で95%という爆発力を備えています。
通常時の7揃い、もしくは遊タイムを発動することで突入するW悶STARラッシュは100回転の時短の中でボーナスを継続させていく仕様となっており、大当たり当選時、4.6%を引かない限り、W悶STARラッシュを繰り返すことができます。
しかも、4.6%を引いた後も通常時に転落するわけではなく、継続率約90%の悶STARラッシュに突入するため、ラッシュからラッシュへ続くというのも魅力的です。
そのため一撃で何十連も出玉を期待することができるのも人気の理由でしょう。
遊タイム発動(※W悶STARラッシュ突入)の条件が大当たり間の回転数500回転消化のため、ホールでハマっている台を発見した際には、狙ってみると良いでしょう!
継続率がおかしいと言われがちなパチンコ機種
新台導入時や、ホールでの出玉情報などをみると公開している継続率と実際の仕様が違うのではないか。と言われているパチンコ台が見受けられます。
ここでは、そんな噂がある台をいくつかご紹介します。
大工の源さん超韋駄天 継続率93%
超源RUSHは、毎回50%で当選する3回転+1回転の全4回転のゲームを当て続ける事で出玉を増やすシステムとなっています。
50%で当選するゲームを4回チャレンジできるため、継続率は計算上93%とされており、何十連も期待できる一方で単発で終了してしまった。などの声も多く、継続率
に疑問を持たれる台となっています。
理由として考えられるのは、4回転という少ない回転数で大当たりを続ける必要がある仕様のため、1回転毎の重みが他のST機に比べて重くなりやすいことでしょう。
e Re:ゼロから始める異世界生活 season2 継続率77%
前作でも人気だった、Re:ゼロから始める異世界生活シリーズのスマパチですが、77%の継続率に対して疑問を持っている声もあります。
大きな理由は、145回転のST中に約100分の1の当たりを引き続ける事で出玉を増やす中で、そもそも継続率自体がそこまで高くないためでしょう。
今作のseason2に関しては、前作の最高出玉3000を4500overに引き上げたことで、爆発力に特化させているパチンコ台といえます。
そのため、継続率については前作同様77%のままです。
P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲 継続率81%
2022年3月に導入されたジャギを主軸として登場した、北斗の拳のパチンコです。
ライトミドルながら、継続すると必ず1500発の出玉があるジャギバトル(RUSH)は一撃での大量出玉が期待できますが、北斗の拳シリーズということもあり、人気も高いためか、RUSHにせっかく入っても、単発で終わってしまうという声も見受けられます。
パチンコの継続率 解説まとめ
パチンコの継続率について本記事で解説したポイントをまとめてみました。
- パチンコの継続率は確変時の大当たり確率のこと
- 継続率の計算方法は台のタイプによって様々
- ハズレの確率から継続率を割り出すことが可能
- 基本的に継続率と大当たり時の出玉量は反比例
本日は、パチンコの初心者さんにも伝わりやすく継続率について解説しました。
継続率を知ることで、今までただ消化していたRUSHでも見え方が変わってきたりして楽しみ方も増えると考えています。
今後も、数多くのパチンコ台の導入と共に新たな継続率の算出方法なども登場するかもしれません。
ぜひ、立ち回りや今後のパチンコライフの参考にしていただければと思います。
パチンコの継続率に関するよくある質問
パチンコの継続率に関する質問を集めてみました。