パチスロのなかでもスロットはパチンコとは違い、店側で設定を加える事が出来ます。
店側も全ての台がプラス収支になるような設定を入れてしまうと赤字になるのでイベント日や店長の思考によって設定は毎日変動していると考えて良いでしょう。
また設定の他にもスペックや、狙い目のゲーム数(ハイエナ)などもあり、スロットは立ち回りによっては勝率アップが大いに期待出来ます。
本記事では
- スロット台の選び方
- 狙い目の台
- おすすめの立ち回り方
- おすすめの機種
などをご紹介していきます!
スロットの台選びが大切な理由
パチスロを愛する人達が口を揃えて言うであろうスロット台選びの重要性。
スロットの台選びが大切な理由としては2つあります。
- 機種によって機械割(還元率)の設定が変わる事
- 店側の趣向によって設定が入る為に、勝てる機種と勝てない機種が出てくる
スロットは、設定(L/1/2/3/4/5/6)があり、それぞれの設定値が機種によって変わってきます。
設定1でも、一撃性能が高く、ATに入れば捲れる台もあればその真逆で全く勝てない台などがあるのが近年のスロット台です。
スロットの機種の詳細については以下の記事で解説しているので併せて読んでみてください。
台選びもスロットを打つ上での期待値を上げる事は今や常識となっています。
また、店によってイベント日も存在します。イベント日は当然設定を入れてくるホールが多いので勝てる日勝てない日というのも存在します。
具体的にはゾロ目の付く日は角台がアツい傾向にあるホールや、島毎に設定を入れてくる傾向のあるホールなど店長やお店によって設定の入れ方は様々。
地域差はありますが最近ではホール管理をし易いという観点から島毎に設定を入れるお店も近年では増えてきていますね。
以上の事から台選びは非常に重要と言えます。
スロットの台選びの基本
スロット台選びで気を付けるべきポイントは以下の5つです。
地域差・立ち回り方によって参考となるポイントが限られては来るものではありますが、最低でもこの5つは抑えて立ち回る事が勝率アップへの近道となりますしパチスロを長く趣味として楽しみたい方には必須の知識となります。
高設定挙動の台を狙う
設定判別はパチスロの醍醐味の1つ。
高設定挙動の判別は基本的にスロット台の上部にあるデータグラフで判別するようにしましょう。
液晶パネルのグラフを確認出来るホールであれば容易に判別が可能となります。
また、挙動の判別はスロット機種によって変わり、高設定(4・5・6)が入っているとグラフはギザギザと右肩上がりになっているスロット機種もあれば一撃でグンとグラフが上がる台もあります。
打つ前にはスロット機種の下調べをした上で挙動の確認・設定判別をしましょう。
天井到達しておらず比較的浅い回転数で当たっている台は高設定である可能性が高いですね。
また、データグラフ以外に判別する点としてはレア役の出現頻度がどれだけ高いかです。
スイカやチェリーなどのレア役がどれだけの確率になるか回転数÷出現数で算出すると慣れているスロット台であれば設定推測し易いでしょう。
台選びの際にまず初動で行う所作の1つでもありますね。
天井が近いスロット台を狙う
最近のスロットの中でもATタイプは天井が存在します。
天井とは規定ゲーム数に達すると、ボーナスもしくはチャンスゲームが当選し、出玉を確保出来るゾーンに移行出来ます。
この天井ゲーム数はスロット機種によって決められている事がほとんど。
同時にAT終了時にランダムに天井ゲーム数は決められるスロット台が近年では多く、いわゆる天国モードに入っていると天井ゲーム数が浅くなる機種もあります。
期待値稼働で台選びを行う場合、天井G数にどれだけ近いかで投資額に対しての期待値を測る事も可能です。
機種によっては、天井ゲーム数を示唆・判別させてくれるものもあり、例えばメニュー画面を表示すると判別出来る機種や、AT終了画面時の背景画によって天国モードに移動しているなどです。
この判別は結論、どれだけ多くの知識を持っているかが重要。
打つ前にスロット台の判別の見極めポイントを把握しておくべきでしょう。
また横で打っている後ろで打っている人など周りの台を見ながら打つと良い台に座れる確率は飛躍的に上がります。
ちなみに天井が近いスロット台は隣で打っている人や周りで打っている人たちも離席を確認したらすぐに狙ってくる場合がほとんどです。
たまたま天井が近いスロット台を見つけた!なんてことは非常に稀な事ですし、いわゆるハイエナがいるホールで天井に近いスロット台を確保するのは容易ではありません。
台選びに迷った際にはハイエナになる事も良しとは言えませんが、見つけたらすぐに確保をおすすめします。
朝イチリセット恩恵のある台を選ぶ
朝イチリセットはまずスロット台によって有無があります。
そのうえでRAMクリをしているのか、電源のONOFFだけをしているのか、この2つをとっても台の恩恵は変わって来る事を覚えておきましょう。
またリセットされているかどうかは最初のレバーオンの段階でリールの挙動がおかしくなる台もあります。
YouTubeなどで通称「ガックン」の動きを見て予習しておきましょう。
具体例でいえば最近登場したスマスロのLエヴァンゲリオン未来への創造は朝イチリセットされると高確スタート+天井短縮という2つの大きな恩恵があります。
その他にも朝イチリセット台として「燃えチバ」や「うしおととら」などはリセットを狙うプロも多く、ホールの開店と同時にすぐに回されて旨味が無くなるとすぐに捨てられるスロット台としても有名です。
リセット後は恩恵のあるスロット台も数多く存在しますので、抽選で良い番号を引けた時には狙うのも良いかもしれませんね。
詳細については以下の記事がおすすめ
P-worldなどでリサーチをする
パチスロ好きな方なら一度では目にしたことのある「P-world」。
機種台選びする際の判断材料になる目安になりますし何より、機種ごとの設置台数を把握しておく事は立ち回りの上で非常に重要です。
ジャグラーや30パイの機種は例外ですが、基本的に設置台数の多い機種は旬の機種であり稼働が高いと言えます。
そして稼働が高いという事は打ち手に人気のある機種という事でもあり、ホールも力を入れているという事が言えます。
この方程式はどこの地域でも言える事なので事前に期待値の高い台を選定する為に必要なリサーチになります。
ホール内での設置台数の多い台を狙う
台選びの際、ジャグラー・ハナハナ・最新台を除き、基本的に設置台数が多いスロット台はそのホールで稼働を期待されているいわば一番力をいれているスロット台と言えるでしょう。
逆に客が着かずいわゆる通路になっているような島のスロット台は選ぶべきではありませんが、台選びに迷った際にはすぐに席が埋まってしまうよう島で空きがあれば高設定の可能性は十分にあるので確保すべきですね。
最近では機種全て統一で設定を入れるホールや、島で統一高設定を入れる可能性のあるホールもあります。
大抵、周りの状況を確認すればそのスロット台・島・機種がアツくないかは推測できるもの。
状況をみて打ち続けるか、台移動するかを判断して、キリの良いところで自分にジャッジを下しましょう。勝率アップの確率を上げるには引き際も重要です。
個人的に台選びの際に一押しなのは台数が多く客付きの良いスロット台です。
ホールの選び方
ホールの選定は台選びと同レベルで勝率アップの要素として挙げられます。
ホールの選び方も地域差や時期などで様々ではありますが基本の考え方はどこも同じです。
極端に分かり易い例でいえば、稼働が少なく、ジャグラーだけが稼働しているようなホールは避けるべきですね。
また、狙い台が設置台数の少ないバラエティ台・マイナー台である場合は、データセブンなどで設定を入れている日があるかどうかで行くかどうかも判別する必要があります。
以下に特に抑えておきたい3点をご紹介します。
データサイトセブンなどでイベント日を特定する
データサイトセブンは、月額500円程かかる有料サイトではありますが、ホールの見極めをするにはとても安い金額で利用する事が出来ます。
直近1週間の台のスランプグラフを確認する事も出来ますし、ホール全体の差枚数を確認する事も可能です。台選びの予習にも当然活躍が期待されます。
イベント日であるかどうかを判断してくれる正直なデータになりますので直近1ヶ月などのデータを追えばいつ熱いのかは簡単に判断できます。何より当たり確率を算出すれば設定判別も容易に出来ますので非常におすすめです。
LINEで友達追加などでイベント情報を確認する
最近では、明らかなイベント日の告知などは景品表示法などの兼ね合いで禁止になり、店側も告知する手法を変えています。
直近ではXの公式アカウントでの告知や、LINE友達追加で新台設置情報、台移動日などに便乗してイベント告知する店舗が増えてきました。
また、最近では「晒し屋」と呼ばれるステルスマーケティングを行う店舗も増えてきており信頼性の高いつぶやきがX(旧Twitter)でも散見されるようになりました。
自身の情報リサーチ力に頼る部分が大きいですが、正しい情報を見極めてホール選びしてみましょう。
また、台選びの際にはスロット台の番号を意識して選ぶ打ち手も多いですが、店によってはキャラの誕生日にちなんだ番号の台に設定を入れる粋なホールもありますので要チェックです。
ネット上で地域掲示板の評価をみておく
仮に馴染みの地域で優良店を探す際には地域に特化した掲示板で評価をみておきましょう。
フェイクな発言が多く飛び交うような掲示板も数多くありますが見極めて良いコメントの多いホールに足を運ぶ事をおすすめします。
具体的な掲示板で言えば、地域特化型の掲示板である「爆サイ掲示板」などは有益な情報が載っている事が多い印象です。
ホール選定問わず、台選びの際にも角台に設定を入れるなどのコメントが書き込まれているスレもあったりします。見極めが必要ではありますが1つの判断材料として非常に有益になるのでおすすめです。
台選びが簡単な初心者におすすめのスロット機種
ここからは、比較的初心者でも台選びがしやすいおすすめのスロット機種を紹介します。
パチスロ甲鉄城のカバネリ
カバネリは設定変更の判別材料となるリールガックンを搭載していない為、朝イチ判別は出来ません。
100G毎のサブ液晶示唆などの判別も難しくパチプロなどが占領してしまうようなスロット台でもありませんので台選びに迷う初心者でも気軽に確保する事が出来ます。
同時に判別が難しい理由から高設定の台を確保できる可能性も十分あり、ゲーム性も分かり易くビタ押しを求められるような難しい技術介入も無いので初心者でも楽しめるスロット機種となっております。
スマスロ 革命機ヴァルヴレイブ
通称「ヴヴヴ」の呼び名で愛されている現行機種。
導入当時は射幸心の高いゲーム性からかなりの人気台となり現在でも設置は数多くある息の長い機種です。
上位ATの継続率は約90%と高く、一撃性能も非常に高い台として有名。
朝イチは革命ラッシュへの直撃抽選も行ってくれる優良台でCZにも当選し易いので朝から埋まっている事が多いスロット台です。
設定示唆もあらゆるタイミングで用意されている設定判別の楽しさがある一台でもありますので台選びに迷った際には台確保がおすすめの1台。
ヤメ時もわかりやすくボーナスAT終了後の66Gは最低でも回せば良いので初心者でも親しみやすいスロット台です。
スマスロ 北斗の拳
サミーからスマスロ第一弾として発表された本機種は初代北斗の拳のゲーム性が完全踏襲されておりグラフィックも鮮やかになり爆裂が期待できる可能性を秘めた人気台。
ホールの主力機種として設置しているホールも数多くあり、設定の判別も容易で初心者にとってはかなり打ちやすいスロット台となっています。
継続率94%を誇るATの無想転生バトルは新たな要素として追加されていて打ち手を飽きさせない長く楽しめる1台となっています。
スロット台選び 解説 まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、
- 高設定挙動の台を狙うことで勝率を上げられる
- 朝一リセットの恩恵がある機種を狙うのもポイント
- ホールを下調べし、癖を把握するのが大切
スロットの台選びは非常に重要で勝率にも大きく影響してくる重要な要素となっています。
機種によって朝イチがアツいスロット台、回転数によって期待値が取りやすいスロット台、一撃の出玉性能が高いスロット台など特色は様々で台選びにも知識と経験が必要になります。
時間帯やホールによって狙い目の台は絞られてきますので状況に応じて最適な1台を探し出す事をおすすめします。
また、台選びをする前にまずは優良店を選ぶことが重要。
設定を入れるイベント日の特定から、力を入れている機種などもホールによって様々です。
総合的に判断して勝率の上がる1台を選び抜きましょう。