『スロットの概要などに出てくる機械割ってなんだろう・・・』
こんな疑問を持たれている方もいるのではないでしょうか。
スロットでトータルの収支をプラスにすることを考えた場合、この機械割というのが非常に重要な考え方です!
本日は、これからスロットを始めてみたいと考えている人や、すでにスロットを打っているけど、改めて機械割を知りたい人に向けての解説となります。
- 機械割とは何か?
- 機械割の計算方法
- おすすめの機械割が高い台とは?
- 機械割に関する質問
等々、徹底解説しますのでぜひ参考にしてくださいね!
スロットの機械割とは
スロットにおける機械割とは、パチンコでいうところの出玉率のことです。
つまり、『投入したメダルの枚数に対して、どれだけのメダルが払い出されたか』を表した数値を指します。
例えば、機械割98%という台であれば、メダル1000枚の投入に対して、戻ってきたのが980枚という計算になります。
逆に機械割が100%を超えていた場合であれば、投入したメダルよりも返ってくるメダルの方が多いということになりますので、結果『勝てる可能性が高い』ということです。
可能性が高いと表記したのは、機械割が100%を超えていたとしても確実に勝てるわけではないからです。
一般的に、高設定になるにつれて機械割が高くなりますが、仮に最高設定である6に座れたとしても、子役の引きなどによって負けてしまうことは十分にあります。
機械割というのは、長時間打ち続けた際に、その確率に近づいていくというものです。
投入枚数に対して何枚返ってくるかの期待値ではありますが、台選びの際には、一つの目安として覚えておくようにしてください。
機械割の計算方法
機械割の計算方法は、
(※総払い出し枚数 ÷ ※総投入枚数)× 100= 機械割
という式で導き出すことができます。
- 総払い出し枚数…総投入枚数に差枚数を足した(引いた)もの
- 総投入枚数…実践中に投入したメダルの合計
計算例1
総投入枚数が2500枚で、差枚数が500枚のプラスの場合だと、(3000 ÷ 2500)×100となり、機械割は120%となります。
計算例2
総投入枚数が2000枚で、差枚数が300枚のマイナスの場合だと、(1700 ÷ 2000)×100となり機械割は85%となります。
台移動した際や夕方からの実践で、それまでの総投入枚数を調べるには、『その日の総G数×3』で割り出すことができます
(1回転がメダル3枚必要なため)。
ただしジャグラーなど一部例外の台もありますので、その点は注意するようにしてください。
期待枚数の計算方法
公式などが発表している設定ごとの機械割から期待枚数を計算したい場合の計算も合わせてご紹介します。
(総投入枚数 × 機械割)÷100=A
A – 総投入枚数 = 期待枚数
※Aは機械割から計算した、当日出る総メダル量
こちらも例を挙げます。
計算例1
機械割103.8%の機種で23000枚投入した際の期待枚数は
(23000 × 103.8)÷100 =23874
23874 – 23000 =874枚
計算例2
機械割97.5%の機種で20000枚投入した際の期待枚数は
(20000 × 97.5)÷100 =19500
19500 – 20000 = -500枚
このように設定ごとの機械割から、ある程度の収支の目安を想定することができます。
狙い台などを絞って実践する場合などは、必要な軍資金を判断する材料にもなりますので、機械割の計算式を活用してみてくださいね!
機械割の高いおすすめの台5選
スマスロが導入されたことで、機械割が高い台も多く出てきました。
そんな中でも特におすすめの台を5つご紹介します!
スマスロ 北斗の拳
最高設定6の機械割は113.0%です。
当然、高設定の方が機械割が高く勝ちやすいのですが、北斗の拳は、設定関係なく中段チェリーでのボーナス当選や、設定差が関係なく一撃のバトルボーナスでの出玉も期待できる仕様となっています。
設定1の機械割は98%ですが、上位A Tである無双転生に突入すれば、問答無用で継続率が94%となります。
仮に低設定でもタイミング次第で十分に勝つことができます。
その分最高設定の機械割は、他のスマスロと比べ若干低い設定となっていますが、他にも4号機から根強いファンが多いこともあり、イベント時に高設定が入りやすいなどのメリットがあります。
北斗の拳で勝率を高めるには、設定狙いをしつつ隙あればハイエナでの天井狙いも視野に入れることが重要です。
G数天井は1268G+αのため、等価であれば期待値が2000円以上が見込める750G以上打たれている台を狙うようにしましょう!
また、朝一には天井短縮があるため、朝イチを狙うのもおすすめです。
スマスロ からくりサーカス
スマスロからくりサーカスの機械割は、最高設定で114.9%と現行のスロットの中でもトップクラスの性能となっています。
上位A Tである『超からくりサーカス』に突入すると、純増が7.6枚のA Tとなり大量出玉が期待できます。
さらにAT終了後に継続のチャレンジとなるため、ループ性能も抜群のスロットとなっています。
ただし、最高設定の機械割が高い分、凹む時はとことんマイナス領域まで持っていくという特徴があります。
そのため、ハイリスクハイリターンを求める人には向いていますが、安定してコツコツ出玉を増やしたい人には合わないかもしれません。
機械割を考えた際、仮に設定1でも長時間回せば大負けはしませんが、波の荒さが大きい台のため、実践時の軍資金は10万円前後あると安心です。
スマスロ バジリスク絆2 天膳
バジリスク絆2のゲーム性を踏襲したスマスロです。
基本的な流れはバジリスク絆2と同じですが、バジリスクタイム開始時が高確でスタートできたり、新要素宿怨L O O Pなどの要素搭載につき、スマスロならではの出玉性能となっています。
最高設定の6はからくりサーカス同様114.9%となっており、万枚到達の声が多く出ています。
C Zであるバジリスクチャンス当選のG数天井が333Gと低いため、150G回されているなら期待値的にプラスになるいうのも良いところです。
期待値1000円以上を狙う場合は、250G以上回されている台を狙うようにしてください。
やめる際は、バジリスクタイム、バジリスクチャンス共に1Gだけ回して天国にいないことを確認してから止めるようにしましょう。
パチスロ 甲鉄城のカバネリ
カバネリは6.5号機の人気機種の1つで、機械割は設定1の場合97.8%〜設定6の110.0%となっています。
おすすめの理由として、G天井やC Zスルー天井など打ち始めの狙いやすい場面が多いことが挙げられます。
中でもCZである千本鳥居は『100G・250G・450G・650G』付近と一定回転数ごとに発生するため、狙いやすいポイントとなります。
朝一であればリセットによる天井短縮の恩恵(※本来1000Gの天井が650Gに短縮)を狙っても良いですが、それ以外のハイエナをする場合は、台の状況を見定めることが重要です。
また、カバネリは有利区間を貫くことで知られる今ではお馴染みのツラヌキスペックが初めて搭載されたのもこの機種です。
狙い目としては、450G以上回されている台、もしくは駿城ボーナス(RB)で3スルー以上している台のいずれかです。
いずれにしても期待値がプラスになるため勝率を上げることができます。
スマスロ ひぐらしのなく頃に
ひぐらしシリーズのスマスロです。
ゲーム性は前作のひぐらしのなく頃に祭2と近い内容となっており、ボーナスとARTをループさせて出玉を獲得していく流れとなっています。
機械割における今回のおすすめポイントは2つで、1つは最高設定である6の機械割が114.9%とトップクラスなこと、2つ目は、技術介入によって機械割が設定1であっても100%を超えることです。
特に2つ目の技術介入に関しては、他のスマスロと違うひぐらしシリーズならではの要素となり、ビタ押しが得意な人にとっては実践する価値ありと言えるでしょう。
ひぐらしシリーズに限った話ではありませんが、ディスクアップなど、低設定でも機械割が100%を超える機種は店側が設定を入れにくい機種ではあるため、設定狙いでの立ち回りは向きません。
機械割が高くても負ける理由
機械割が高くても、内容によっては負けてしまうことも十分に考えられます。
負けてしまう理由には次のような事が考えられます。
換金率の問題
ホールによって、等価のところもあれば、5.6枚といったホールも存在します。
そのため、残り天井G数までを考えた際に、等価であればプラスでも5.6枚の場合だと100%を切ってしまっている可能性もあるのです。
期待値を考える際は、実践しているホールの換金率を事前に把握しておく事が重要となります。
閉店時間の考慮
ATタイプなど、最近では一度のボーナスを消化するまで、ある程度の時間を必要とする台も増えています。
その中で、せっかく連続して当たっているのにも関わらず、閉店時間の関係で取り切ることができない。などで収支を減らしてしまうのは大変勿体無い事です。
夕方以降からの実践では、機械割プラスの台を見つけたとしても残りの閉店時間から逆算をして打つようにしましょう。
目安として、閉店まで残りが2時間を切っていたらATタイプは避けたほうが良いでしょう。
機械割を最も高める方法は設定を意識すること!
天井までのGやC Zまでの機械割などを考えることも大切ですが、スロットにおいて最も機械割を高める方法は『高設定台に座ること』です。
いくら最高設定6の機械割が114.9%と高い台であったとしても低設定であれば、大きく負けの可能性が高まってしまうでしょう。
それならば、いくら機械割が低い台であっても高設定を狙って座った方が結果的に勝率が高くなりますよね!って話です。
そのためには、台の情報よりもホールの情報を集めることが大切になってきます。
『熱いイベントはなんなのか』『どの台に設定が入りやすいのか』『常連の人はどの機種に集まるのか』など、周りの状況を見つつ機械割を考えることで、勝率を高めることができるでしょう。
もし、直接ホールに出向く時間がない、などの場合はサイトセブンなどアプリで情報を確認することもできます。
稼働や設定状況などを確認できるため重宝されているアプリです。
スロット機械割 解説 まとめ
本日は、スロットの機械割について解説しました。
大事なポイントとしては、
- 機械割とは投入した枚数に対してどれだけ払い出されたかの割合
- (総払い出し枚数 ÷ 総投入枚数) ×100
=機械割の計算で機械割が分かる
- 機械割はあくまで目安であり確実に勝てるものではない
- スロットの中には低設定でも100%を超える機械割の台が存在する
- 高設定台に座ることが機械割を高める上で最も大切
ということでした!
スロットで勝ち続けるためには、一日の結果にこだわるのではなく、長期的に期待値がプラスの台を打ち続ける事が重要です。
現在のスロットでは、AT終了画面やトロフィーなど設定を示唆する演出も数多く存在するため、上記と合わせて把握することでトータルでのプラスを目指していきましょう!
スロットの機械割に関するよくある質問
ここからは機械割について、よくあるご質問をご紹介します。