全てのパチスロ機種には、ホールによって設定が決められており、スロットで勝ち続けるためには設定の判別が必要不可欠な要素です。
しかし実際、『聞いたことはあるけど設定判別ってつまり何?』
という方も多いのではないでしょうか。
本日は、そんな方に向けて
- スロットの設定判別の基本
- スロットの具体的な設定判別方法
- 高設定が入りやすい台について
- 設定判別のQ &A
を解説します!
これからパチスロを始めたいと考えている方はもちろん、改めて知識を深めたい方にも必見の内容です!
設定判別を覚えればパチスロの勝率は上がる
設定判別を意識しながら実践することで、勝率が上がる理由として主に挙げられるのは
- 低設定での投資額を抑えられるから
- 高設定でのプラスの期待値による勝率の底上げ
の2つでしょう。
設定判別については、期待値とも大きく関連があります。
大体のスロットでは、設定3からは機械割が100%を切るような仕様になっています。そのためゾーンや天井を考慮せず設定だけ見た時に低設定は、期待値がマイナスになってしまいます。
つまり、長く打つほど投資額が膨れ上がってしまうということですね。
低設定での挙動や出玉の特徴などを抑えておくことで、低い設定を長時間打ち続けることを避けることができます。
合わせて高設定での演出や挙動も知っておくことで、せっかくの高設定台を手放してしまうリスクも回避できるため、必然的に勝率が上がることになります。
スロットの設定判別の基本
スロットの設定判別を行う上で、基本的なポイントを3つご紹介します!
①店の癖を把握して高設定機種を推測する
設定判別において最も大切なのは、実践を行うホールの癖を把握することです。
ホールの癖を把握するとは
- 目玉の機種は何か
- どのイベントが熱いのか
- リセットと据え置きどちらが多いのか
- 設定を入れる場合、バラバラに設定を入れるのか、同一の機種に入れるのか
などを知ることと同じです。
そしてホールの癖を把握する際、注意しておくべきことは、短期的な出玉等で判断するのではなく、出来るだけ長い期間のリサーチを行うということです。
例えば、低設定であっても一日単位で見たら高設定のような挙動をする可能性もありますし、逆に仮に高設定であったとしても同じことが言えます。
最低でも1ヶ月以上は、リサーチを行うことが理想ですが、実際にホールに通うのは大変です。
そのため、出玉を公開しているアプリや店舗情報を有効活用しリサーチを行いましょう。
②台の仕様から設定を推測する
台によっては、設定1であっても技術介入等によって機械割が100%を超える台が存在します。
- クランキークエスト
- パチスロ 言い訳はさせないわよ by 激壇蜜
- 新ハナビ
- ファミスタ回胴版
- パチスロ ピンクパンサー
- パチスロ ひぐらしのなく頃に祭2
など。
ホールにもよりますが、このような台は熱イベント日でもない限り高設定が入ることが少ない傾向にあります。
機械割は絶対ではないですが、店側からすると、打ち方によって出玉がプラスになる台に対して、更に高設定を大量に入れるということをしづらい訳ですね。(責任者が、その台を好きなどの理由で入れることもありますが…)
ビタ押しなどスロットの腕に自信がある場合は実践しても良いですが、設定判別において高設定を狙うということにおいては、避けた方が無難と言えるでしょう。
③店の地域から設定を予測する
店の地域によっては、地域柄、推しているスロットがある程度わかることがあります。
代表的なものとしては、
- 沖縄=沖スロが有名
- 北海道=ジャグラーの聖地
などですね。
沖縄は、沖スロの中でも特にハナハナが有名な地域で、勝率が国内で最も高いと言われています。
逆にジャグラーシリーズに関しては、北海道に近くなるほど勝率が高くなるようで、他にも「青森県」「栃木県」などでもジャグラーの機械割が高くなる傾向があります。
ちなみに、機種関係なく現在最もスロットに設定が入りやすい地域として挙げられているのは「東京都」「神奈川県」「愛知県」「沖縄県」とされています。
先ほどご紹介した沖縄以外にも、人口が多く激戦区とされている場所は必然的に高設定も入れるホールが多くなるということですね。
店のデータから設定の傾向を知る方法
先ほどご説明した、設定判別において『店の癖を読むことが最も重要』という点について、更に詳しく解説します。
まず、前提ですが実践する店舗が高設定を使用する店舗かどうかを判断する必要がありますね。
中にはイベント日と謳っているだけで、実際は低設定だらけの店舗なども存在するためです。
そのため、まずは『みんレポ』というサイトで各店舗の日付ごとの差枚を確認する方法がおすすめです。
このサイトによって、店舗ごとの熱いイベントが分かるだけでなく、その日の差枚数(※その日、どれだけの枚数が出たのか、もしくは吸い込まれたのか)が分かります。
その上で、次は店舗の目玉の機種が何かをリサーチします。
目玉の機種については、基本的に『入り口付近の機種』もしくは『目立つ箇所(シマ)』においてあることが多いです。
合わせて会員登録などをしておくと、随時推している機種=目玉の機種ということも判断しやすくなります。
高設定の入れ方については、先ほどの『みんレポ』にて台毎の差枚を確認することもできますので、その上で、、実際にホールに行って台の配置を調べておくのが良いでしょう。
ホールによって、同じ種類の機種全てを高設定にするパターンもあれば、角台(※両端の台のこと)だけ高設定にするパターン、もしくは、台の末尾番号が○番の台のみ設定を入れるなどさまざまです。
アプリの情報では、台の配置までは確認できないため、これについては実際に下調べを行うほかありません。
設定判別の具体的な方法
どの地域でも人気があるスロットとして挙げられる『ジャグラーシリーズ』を例に解説していきます。
ジャグラーシリーズに共通することですが、高設定になるほど、『ボーナスの合算確率』が良くなるという特徴があります。
特にバケ(REG)の確率に大きく設定差があるため、ジャグラーを打つ際には抑えておきたいポイントとなります。
設定 | BIGボーナス | REGULARボーナス | 合算確率 |
---|---|---|---|
1 | 1/273.1 | 1/439.8 | 1/168.5 |
2 | 1/269.7 | 1/399.6 | 1/161.0 |
3 | 1/269.7 | 1/331.0 | 1/148.6 |
4 | 1/259.0 | 1/315.1 | 1/142.2 |
5 | 1/259.0 | 1/255.0 | 1/128.5 |
6 | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 |
表のように、1と5.6のREGについては、約1.5倍の当選確率の違いがあるので、設定判別において大きな要素です。
基本的に高設定のジャグラー(特に6の場合)においては、ボーナス間で大きくハマることは少ないです。
仮に1日で8000G回せるとして、その内300G以上のハマりが1.2回ほど、のような挙動になったりします。
そして、ジャグラーの設定判別においては、ボーナスの他に『ブドウの出現率』もカウントするようにしましょう。
ブドウの出現率に関しては、特に同じ台を長時間実践する人向けの大きな効果を発揮します。
基本的にジャグラーシリーズは高設定になるほどブドウの出現確率が高くなりますが6号機のアイムジャグラーに関しては、少し特殊で設定1〜5は同じブドウ出現率で、6のみブドウの出現率が高くなっています。
設定 | 確率 |
---|---|
1 | 1/6.02 |
2 | |
3 | |
4 | |
5 | |
6 | 1/5.78 |
アイムジャグラーは、ジャグラーの中でも人気の高い機種のため、熱いイベント日での終日実践の際、アイムジャグラーに座ったらぜひブドウのカウントも同時に行ってみてください。
設定判別には優良店を見分けることが重要!
店舗の癖を把握するのと同時に、その店舗が高設定を使う店舗なのか(優良店かどうか)を知っておくことも大切なポイントになってきます。
その上で先ほどのジャグラーは、幅広い人から人気がある台であり、かつ低資金でも遊びやすいため高稼働になりやすいため、店舗の状態を確認するのに非常に適した台といえます。
全体のホールの割合から考えると、優良店は少ないですが、普段から設定6を1台でも使っている店舗に関しては、優良店の可能性が高いです。
人気機種のジャグラーは設定を入れていなくても、座ってくれることが多いため、店側からすると普段6を入れるメリットはありません。
それでも6を入れているということは、その分還元しようとしていると考えられるのです。
優良店を見分けるために、常連客の人数を見ることも重要です。
シビアですが、高設定を全然入れないと客足が一気に遠のいてしまうことになるので、優良店はどうしても稼働が高くなるのです。
つまり、ホールにお客さんが多くいるかどうかも、優良店(高設定を入れるのか)の大切な判断軸となるということです。
もし稼働が多い優良店らしい店舗を発見したら、合わせて客層も確認してみてください。
優良店にはいわゆるパチプロと言われる人も集まりやすいため、『あの人いつも出してるな〜』などの人が常連でいる場合には、優良店の可能性がかなり高くなります。
また、近くに競合の店舗が多い場合なども必然的に優良店の可能性が高いです。
設定判別には設定示唆の確定演出を見極めよう
実践中、設定判別の方法として、子役やボーナスの合算から推察する方法がありますが、スマスロのART機や一部のAタイプには高設定の確定演出が存在します。
有名な機種で言うと
- サミー機種のAT終了後に現れるトロフィー
- バジリスク絆2の源之助BC中の撃破人数
- リゼロのコンビニでの会計の値段や温泉中の獲得ポイント
- スマスロ Hey!鏡のドライブゾーンの終了画面
などですね。
このような演出は当然ですが、出現した時点で高設定確定となるため、把握しておくだけで大きな設定判別要素となります。
稼働率が高い中での実践では、先ほどの優良店の見極め方と合わせて、周りの台の様子もさりげなく観察するようにしておきましょう。
観察することで、高設定演出を見落としている人が、移動した台を拾うことができたりするかもしれません。
ただし注意点として、最近のスマスロでは爆発力がある分、投資額も増えている台がメインのため、高設定でも負ける場合も多いです。
そのため、高設定の確定演出が出たとしても確実に勝てる保証はない点だけは知っておくようにしましょう。
高設定を店が入れやすい機種3選
高設定を入れる台はホールによって様々です。
一般的には店が推している目玉の機種を中心に高設定が入る可能性が高いです。
ご紹介する3つの機種は人気の機種ですが、あくまで参考程度にして、実践するホールの情報収集は行うようにしましょう。
パチスロ甲鉄城のカバネリ
6.5号機で登場したツラヌキスペックを搭載したスロットです。
朝一のリセット恩恵などから期待値がプラスになる展開も多いため、スマスロが主流の今でも人気のある機種です。
大型のホールでは大量に導入されている店舗もあり、イベント日には朝イチから稼働率が高くなることがほとんどです。
高設定に座ることができれば、ツラヌキスペックを活かし、スマスロ以上の出玉にも期待できる性能を持っています。
スマスロ 北斗の拳
言わずもがな4号機、初代北斗の演出や性能を踏襲し復活したスマスロの代表機種です。
ホールに導入されてから一年近く経ちますが、今でも変わらず人気が高く目玉機種として活躍しているホールも多いです。
スマスロのため、初期投資はかかってしまうリスクはありますが、その分一撃の大量出玉に期待が持てる台と言えるでしょう。
サミー機種のため、AT終了後のトロフィーにて設定判別が可能なのもポイントです。
設定6の機械割は113.0%となっていますが、無双転生などの上位ATによって変動がすごいため、あくまで参考程度に留めておいてください。
バイオハザード RE:2
スマスロのバイオハザードが導入されたこともあり、バイオハザード自体を盛り上げようと考えるホールが増えてきています。
そのため、熱いイベント日などにはバイオ系を全台高設定にしたりするホールもあります。
ボーナス終了時やエンディング中に獲得するフィギュアの内容には設定差が存在するため、設定判別の要素となります。
機械割が6でも110.0%とそこまで高くないため、裏を返せば、店側として全台高設定にしやすいといえます。
サミートロフィーなどもそうですが、バイオハザード RE:2のフィギュアも周りの人に高設定と伝わりやすいため、『高設定をちゃんと使っている』という店側のアピールにもしやすいわけですね。
スロット設定判別解説 まとめ
本日はスロットにおける設定判別について解説しました。
ポイントは、
- 実践中に設定判別を意識することで勝率が上がる
- 低設定を早めに見切ることで不要な軍資金を抑えることができる
- 設定判別の基本は『店の癖』『スロット台の仕様』『店舗の地域』を把握すること
- 優良店を見極めることで設定判別をすることもできる
- スロットによっては高設定確定の演出が存在する
ということでした。
こう見ると、実は設定判別において、当日に行うものよりも、事前の情報把握やリサーチの方が重要だということに気づくのではないでしょうか。
実践するまでに、どれだけの準備をしているか。
スロプロとして勝ち続けている方もよく、「設定判別においては、何故そこに高設定が使われているのかの根拠が大切」と言っています。
今回の記事を参考にしつつ、ぜひ自分なりの勝ち法則を見つけ出していただければ嬉しく思います!
スロットの設定判別に関するよくある質問
ここからは設定判別について、よくあるご質問を紹介します。